パソコンを長期間使用していると、さまざまな原因により動作が重くなっていきます。
パソコンが重くなる原因には主に以下のようなものがあり、専用のソフトを使用することでこれらの問題を解決することができます。
目次
不要なファイルの蓄積
パソコンを長期間使用すると、エラーファイル、ログファイル、一時ファイルなどの不要なファイルが蓄積され、これがパソコンの動作を重くする原因になることがあります。
「ディスククリーナー」という種類のソフトを使用すれば、パソコン上の不要なファイルを簡単に削除することができます。
レジストリの肥大化
Windowsにはレジストリと呼ばれるデータベースが存在し、Windowsのシステムやインストールされているプログラムなどに関するさまざまな情報が格納されています。
パソコンを長期間使用しているとレジストリにもゴミが蓄積され肥大化していきます。レジストリが肥大化すると情報の読み書きに時間がかかるようになりパソコンが重くなります。
「レジストリクリーナー」という種類のソフトを使用すれば、不要なレジストリを削除し、レジストリを最適化することができます。
ディスクの断片化
パソコンを長期間使用していると、1つのファイルがディスク(HDDやSSD)の複数の箇所にばらばらに保存されるようになります。
この状態は「断片化」と呼ばれ、断片化が進行するとディスクに対する読み書き速度が低下し、パソコンが重くなります。
デフラグソフトを使用すれば、ディスクの断片化を解消することができます。
メモリ不足
パソコンには「メモリ」とよばれる記憶領域があり、メモリの空き容量が十分かどうかはパソコンの動作に大きく影響します。
複数のプログラムを同時に起動している場合、容量の大きなファイルを使用する場合などはメモリが多く消費され、空きメモリが不足するとパソコンの動作が重くな流場合があります。
メモリ不足を解消するにはパソコンのメモリを増設することが理想ですが、パソコンによっては増設できない場合もあります。
このような場合、メモリを最適化し空き容量を増やしてくれる「メモリクリーナー」というソフトの使用をおすすめします。
スタートアッププログラムの増加
パソコン起動時に自動実行されるプログラムは「スタートアッププログラム」と呼ばれます。
パソコン起動時に自動実行されるプログラムが多ければ、それだけパソコンの起動に時間がかかります。
不要なスタートアッププログラムの実行を停止することで、パソコンの起動時間を短縮することができます。
常駐プログラムの増加
パソコン使用時に常に実行されているプログラムのことを「常駐プログラム」と呼びます。
セキュリティソフトなど常にパソコンを監視する必要があるソフトや、メッセージが届いたかどうかを常にチェックするようなインスタントメッセージングソフトなどは、一見実行されていないように見えても実はバックグラウンドで動いています。
このような常駐プログラムが増えるとパソコンに負荷がかかり、パソコンが重くなる原因となります。
不要な常駐プログラムを停止すれば、パソコンのパフォーマンスを向上させることができます。
PC高速化&最適化ソフト
上記のような「パソコンを重くする原因」を複数の機能により総合的に解決するためのPC高速化&最適化ソフトも多数存在します。
簡単操作で一括してパソコンをメンテナンスしたい場合はこれらのソフトを試してみてください。